第5回「まごわやさしい」について
今回は「まごわやさしい」の「さ」=魚について紹介します。
魚の栄養素
・たんぱく質
人間の身体を作るのにもっとも必要な筋肉や臓器を構成し、消化されやすい良質なたんぱく質をたくさん含んでいます。
体の中のいらない塩分を排出する働きがあり、高血圧などを予防します。
・ビタミンA
ビタミンAには、レチノールと呼ばれる成分が主に含まれています。これは目や皮膚などの粘膜を守ったり、抵抗力を強くする効果があります。
・ビタミンD
ビタミンDには、日光に当たることでカルシウムの吸収力を高めてくれる効果があります。
カルシウムは単体だと吸収力がよくないので、ビタミンDと組み合わさることで丈夫な骨を作る効果があります。
サケ、ニシン、カジキに多く含まれています。
・ビタミンE
ビタミンEは、ビタミンCとβカロテンが合わさることで免疫力が上がり生活習慣病の予防につながります。
その他に、老化予防、血行促進の効果があります。
・カルシウム
骨や歯を丈夫にするだけではなく、精神的な安定に働きかける効果もあります。
疲労回復、高血圧の予防に役立ちます。小魚に多く含まれています。
・亜鉛
生命の維持や細胞の正常化に深く関わっており、不足すると色々な不定愁訴の原因になります。
体内のさまざまな酵素を正常に働かせるために必須のミネラルです。
イワシに多く含まれています。
・EPA(エイコサペンタエン酸)
背の青い魚にたくさん含まれています。
消化されやすい良質なたんぱく質が含まれていて、脂肪を減らす効果があったり、血液の流れを悪くする悪玉コレステロールや余分な塩分を排出してくれる働きがあります。
・DHA(ドコサヘキサエン酸)
学習能力を高めたり記憶力をよくするために欠かせない栄養価です。
脳の働きを活発にしてくれるので多く摂取したいものです。
青魚にたくさん含まれています。
このように魚には多くの栄養素が含まれています。
ぜひ毎日の食事の中に摂り入れていきましょう。
次回は「まごわやさしい」の「し」について紹介します。
対象店舗: 佐久平店